atelier andflower

足元に咲く草花。

その繊細な草花の表情を土や水滴とともに表現したアート作品です。

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幼少期、東京の郊外に住んでいた私は、祖母と近所の林に「お花探し」に行くのが楽しみでした。

薄暗い林の中でも、小さな花を見つけるとそれは、まるで発光しているかの様に明るく光って見えました。それらの名前を調べたり、庭に植えて育ててみたり、そんなことが遊びでした。

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見たことのない雑草を見ると祖母や母に見せたくて

小さな手の中に土ごと持ち帰り見せていました。これなーに？

なんの花？　新種かな？

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そんな楽しい思い出は、雨の後の地面の匂いを感じたり、子供と公園にいる時に鮮明に思い出します。

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今も足元に咲いている草花は私の子供の頃の宝物です。

​そんな私や誰かの思い出が、この先もずっとこの小さな自然を守れます様に。

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